「〇〇な時ってどうしたら?」シリーズ5:夏休み、子どもにイライラしてしまう - オンラインでカウンセリングなら札幌のここころ
ブログ

「〇〇な時ってどうしたら?」シリーズ5:夏休み、子どもにイライラしてしまう

こんにちは。ここころオンライン店の森内です。
ブログページをご覧いただき、ありがとうございます。

夏休みに入りましたね。子どもたちにとっては待ちに待った夏休み。

一方で大人、特にお母さんにとっては、普段と違う生活になり、ストレスが溜まりやすい期間であると言えます。

子どもと過ごせる時間があるのは、本来幸せなはずなのに、なんでイライラしてしまうんだろう…。
子どもを強く叱ってしまったり、あたってしまうことが増えた。いい母親じゃないな。というお悩みも増える時期でもありますので、今回は、その夏休み中のストレスについて、対処法も含めてお話ししていきたいと思います。

夏休みのどんなことがストレスになるのか

・生活リズムがいつもと違う

・朝昼晩と3食のご飯を用意しなければならない

・片付けや洗い物などの家事が増える

・給食がない分の昼食費やレジャー費用などで普段よりお金がかかる

・夏休みの宿題や自由研究など、学習についてサポートする機会が増える

・ゲームや動画視聴を長時間しているなど子どもの生活態度が気になる

・子どもがずっといることで自分の時間が取りにくくなる

・子どもをどこかに遊びに連れていくことが増える

・帰省やバーベキューなどのイベントで人付き合いが増える

・暑さで体が疲れやすい

書き出してみたことは、ほんの一部のことで、もっともっと大変なことがたくさんあるかと思いますが、書きながら「いや…これはストレスだよね。イライラしない方が難しいって。」と個人的に思いました。

全国のお母さんの皆様、本当に日々頑張っていらっしゃいます。お疲れさまです。

もう既に十分頑張っていらっしゃいますから、ご自身を責めすぎず、日々の頑張りを褒めてご自身を大切にしてほしいなと願うばかりです。

話が逸れてしまいましたが!

ストレスとはどこから来るかというと、「変化」から生まれてきます。
いつもと違うことが起きることで、考え事が増えたり、すべき行動が増えたりするためです。

そう考えると、夏休みはいつもの生活とは違う「変化」がたくさんありますから、ストレスになることも多いことがよくわかりますね。

また、ストレスというと、「嫌なこと」「辛いこと」というイメージが多いかと思いますが、「変化」には、例えば結婚や妊娠出産など、喜ばしいことや嬉しい「変化」もありますよね。実は、マリッジブルーやマタニティブルー、産後うつといった言葉があるように、それらのポジティブな「変化」もストレスになりうるのです。

夏休みはレジャーなど楽しい行事も多く、嬉しい「変化」も増える期間です。一見、ストレスのように見えないストレスが知らず知らずのうちに溜まっていくことで、体の疲れや心の疲れがいっぱいになり、イライラしたり悲しいといった感情に繋がりやすくなっていきます。

「変化」の多い夏休みを乗り切るために、日々意識してほしいこと

では、夏休み中のストレスをどう減らしていけば良いのでしょうか。

ポイントは2つです。

1つ目は、体と心の疲れをできるだけ休ませる。
2つ目は、我慢のストレスを吐き出す。

「なんだ、そんなことか」と思われるかも知れませんが、辛さを悪化させないためにはとても大切なことなので、ぜひ生活の中に取り入れていただきたいと思います。

1つ目 体と心の疲れをできるだけ休ませる

 夏休みは昼食作りや洗い物が増えるなど、いつもの生活よりも家事が増え、さらに通常通りの家事やお仕事をしているとしたら、体の負担は相当なものになります。

ですから、普段よりも体を休めることを意識できると良いのですが、夏休みは日中一人の時間をとることが難しいのでその分夜に時間を確保したり、お子さんも明日も休みだからとついつい夜遅くまで遊んだりすることも増えるかと思います。できる範囲からで問題ありませんので、「今日は昨日よりも5分早く布団に入ろう」など体を休めるための就寝を心がけ、体の疲れを取るようにしましょう。

 また、スマホやタブレットなど、画面を触る時間も多いかと思いますが、それらの情報ツールは脳に多くの情報をもたらし、心が疲れる原因にもなりますので、夜21時からはなるべく画面を触らないなどの工夫をして、脳や目を休めることを意識しましょう。それが心を休める方法になります。

2つ目 我慢のストレスを吐き出す

 夏休みは、子どもと接する時間が増えることで、叱ったり様子を我慢して見守ったりする時間も増えると思います。また、帰省やバーベキューなどのイベントで人との関わりも増えますから、「言い返したかったけど我慢した」「言われたくないことを言われた」というような我慢のストレスも多くなりやすいです。この我慢したストレスというのは、時間が経つと意識から離れますが、ストレスが無くなったことにはなりません。ストレスがかかった時に意識的に発散することによって、心と体への負担が軽くなります。

ストレス発散としては、運動やカラオケ、買い物や遊びが有名かと思いますが、我慢したストレスはやはりその時の感情に乗せて発散することが一番効果的ですので、愚痴を言うことが最も効果が高いストレス発散方法になります。

 しかしながら、愚痴はどこで誰にでも話していいかというとそうではありません。愚痴を言う相手を間違えると、人間関係のトラブルに発展し、余計にストレスになるといったことが起こりかねません。そういった内容の場合には、カウンセリングのように他の人に話が漏れずに話せる場所でのストレス発散がおすすめです。

ストレスの対処が上手になるために、心について知っておく

 また、心について知っておくことで、子育てがしやすくなったというお声もあります。自宅で学べる動画講座もありますので、夏休みの宿題をするお子さんと並んで学習するなど、夏休みの過ごし方の一つにいかがでしょうか。

自宅で学べる動画講座

カウンセリングや動画講座を通して、子育てが少しでも楽になるためのお役に立てましたら嬉しいです。

 暑い夏休みが続きそうですので、熱中症や夏バテにも気をつけつつ、お体大切にお過ごしください。

ご予約はこちら
ご予約はこちら