我が家のドキドキいっぱいの一年生から学ぶ! - オンラインでカウンセリングなら札幌のここころ
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我が家のドキドキいっぱいの一年生から学ぶ!

 こんにちは!オンライン店 カウンセラーの横内はるかです。
5月に入りましたね。札幌も桜が満開になり、本格的な春の訪れを感じます。

 一か月前にこちらのブログでは、私の息子の卒園・入学するまでの様子や息子に対する関わり方の工夫などについてお話させていただきました。
今回は、入学時~約一か月経った息子の現在を紹介したいと思います。

入学してすぐの息子は…

・起きるとすぐにお腹を痛がり、登校までの間も腹痛を訴える
・朝食を食べる量が保育園の時よりも1/3程度になる
・準備をしていると何度もトイレに行く(頻尿)
・「行きたくないな」と言いながら出発
・ランドセルを背負うと、肩が痛いと言い、とぼとぼと歩く
・学校の玄関で、入りたくないと泣く
・泣いて靴の履き替えが自分でやろうとしない
・玄関では私と離れられず、教室前まで私が見送り、先生の受け入れで入室する

というような様子がありました。

息子の様子を見て私がした対応

前回のブログにありますが、「本人の気持ちや訴えを否定せずに聴く」など関わり方の工夫を継続しながらも、少しだけ前向きになるような言葉がけも行いました。
例えば、行くだけで100点だからね!もしも、自分で靴を出せたら200点!などと朝に伝え、帰宅時には今日の振り返りをして、自分から「こんなこと出来た」などの報告があれば、そこで出来るだけ細かく出来たことを分けて加点し、今日の点数をつける。
(もしも、朝の時点で出来たことがあれば、褒めて自信をつけさせて登校出来るようにする。)

それを繰り返しすることで、一日終わるごとに自分から嬉しそうに報告してくれるようになり、その様子を本人の前でお父さんにも伝えて、お父さんからも褒めてもらいました。
また、運動が大好きであった為、「体育が楽しかった」など本人から前向きな発言も増えてきました。

登校中の「ランドセルで肩が痛い…」と話すことが多いことも気になり、ネットで調べてみると、結構『一年生あるある』だったようで、その中で“ランドセル肩パッド”という商品を発見しました。本人にそのことを話し、商品を見せると、「使ってみたい」と話していたので、本人が好きな柄を選び、ネット注文し、届くのを待ちました。
届くまでの間も痛がりましたが、「もう少しで届く」という期待からか、最初よりも痛がることはなくなりました。

実際に届いてみると、自分の気に入った柄だった為、とても喜び、ランドセルに付けることにテンションが上がり、また背負った感じも痛くないとのことでした。

このように、関わり方に加えて、本人の身の周りのことにもストレスを抱えないように新たな工夫などもしました。
また、「ママと教室まで行きたい」と言う本人の希望があり、私自身も他の子は一人で登校したり、玄関でお別れが出来たりしているのに良いのだろうか…という不安や心配がありました。

その為、先生に相談してみることにしました。すると、「無理に引き離そうとしなくていいですよ。本人が納得するまで教室前まで見送ってあげてください。」という温かい言葉をいただけて、自分に迷いや不安がなくなり、私自身が納得し、前向きな気持ちで本人の希望通りにすることが出来ました。

 毎日の積み重ねにより、現在の息子は…

・お腹痛いと言う回数がかなり減る
・朝の食欲が少しずつ戻ってきている
・トイレの回数が落ち着く
・「体育したいな」「ママ、早く学校行きたい」などの前向きな発言が増える
・登校中の肩が痛いと言うことはゼロになり、登校までの足取りも軽やかに
・自分で靴の履き替えをして、教室前まで行く
・私とハイタッチなどをして、自ら入室する

という姿が見られるようになりました。

一か月も経たないうちにこのように息子の成長した姿が見られ、本当に嬉しく思っています。
今までのブログで、“今までと違うことや新たなことは心に負担が掛かること”とお話してきましたが、実はこの“違うことや新たなこと”は人を成長するためには必要なことなのです。ただ、心に余裕がないとそれらが負担になり、辛くなるばかりですが、余裕を作ってから少しずつ慣れていくことで、負担ではなくなり、成長に繋げることが出来ます。

今まで、新たなことに頑張ろうとしても、苦しくなったり、うまくいかなかったりした経験のある方は、もしかしたら、心に余裕がない状態だったのかもしれません。

私たちは、お話を聴きながら、あなたの心の状態を知り、そこからどのようにしていくと良いのかを考え、一緒に取り組んでいきます。

 息子との関わりや姿から、私自身改めてこのことを学ばせてもらいました。
一人でも多くの相談者さんの心を軽くしたり、成長するための心の余裕を作ったりするお手伝いをしたいという気持ちを大切にしたいと思っています。

今回は私の息子の話でしたが、この内容は大人になっても同じことが言えます。
このブログをお読みいただいている中で、心の余裕ってそもそもなんだろう、自分も新たな環境での不安を抱えている…など思っている方。
まずは、カウンセリングでゆっくりとお話をしてみませんか。
誰かに自分の想いを話すことって、とても大切なことなのですよ。

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